相談の背景・経緯
台湾出身の50代女性E様は、日本で20年以上生活し、教育関連企業で管理職として勤務。技術・人文知識・国際業務の在留資格を保有し、日本人配偶者と結婚後、2人の子を育てながら神奈川県で生活。既に戸建て住宅を購入済みで、将来的に台湾の両親や親戚を日本に呼び寄せるため、法的地位の安定を求めて帰化申請を決意。しかし、帰化申請には長期間の在留証明、収入、納税状況、身元証明など厳格な審査があり、台湾の戸籍書類の収集や翻訳、日本での生活状況の証明に不安を感じていました。過去のビザ更新で書類準備に苦労した経験から、専門家の支援を求めて当事務所に相談。初回相談でE様の在留歴、家族構成、職歴、資産状況、親戚呼び寄せの意向をヒアリング。帰化要件を満たしていることを確認し、書類準備から申請代行までを提案。E様は仕事と家庭で多忙なため、手続きの全てを委任されました。
専門家のポイント解説帰化申請は永住申請より審査が厳しく、在留期間(配偶者特例で3年以上)、安定した生計、納税・社会保険の履行、素行善良性、身元証明が求められます。E様の場合、日本人配偶者との婚姻と20年以上の在留歴が有利でしたが、台湾の戸籍書類(出生証明、家族関係証明)の取得と翻訳が課題でした。当事務所では、台湾の役所との連絡方法を案内し、必要書類(戸籍謄本、パスポート、在留カード、納税証明書、身元証明書、住宅の登記簿謄本など)をリストアップ。台湾の書類は提携翻訳者と連携して正確に翻訳し、日本での生活状況を証明する書類(職務経歴書、資産証明)は安定性を強調して作成。申請後、法務局から追加の収入証明や家族状況の詳細を求められた際も、迅速に対応し、補足書類を提出。E様の親戚呼び寄せの意向については、帰化後の在留資格申請の可能性を説明し、将来の計画をサポート。結果、申請から約8ヶ月で帰化許可を取得。行政書士の専門知識と法務局との円滑な対応が成功の鍵でした。
お客様の声「帰化申請は書類の量が多く、台湾の戸籍書類の取得や翻訳がとても大変そうで、正直どこから手を付けていいかわかりませんでした。アトラス行政書士事務所に相談して本当に助かりました。初回相談で私の状況や両親を日本に呼びたいという希望をじっくり聞いてくれて、必要な書類や手続きの流れを丁寧に教えてくれました。台湾の書類収集も具体的なアドバイスのおかげでスムーズに進みました。仕事と家庭で忙しい中、全ての手続きを代行してくれて、本当にありがたかったです。法務局から追加書類を求められた時も、すぐに動いてくれて不安がありませんでした。おかげで8ヶ月で帰化が許可され、日本での生活に安心感が持てました。将来、両親を呼び寄せる計画も相談でき、信頼できるパートナーに出会えたと感じています。台湾出身で帰化を考える人には、ぜひアトラスさんのきめ細やかなサポートをおすすめしたいです!」